ペアサッシとトリプルサッシの選び方
2025年2月20日(木)号
こんにちは。
アイホームの徳永です。
本日は会社で
プランニングの日をしてました。
明日は岡山県で開催の
パナソニックのイベントに
どうしても来て欲しいという事で
今週はバタバタしています。
勉強しに行って学ぶのは好きですが
プランニングや事務作業が
少し溜まり気味になってきてます。
なんとかしなければ。
さて時々ご質問を頂くのが
窓をペアサッシから全てトリプルサッシに
変えるとどれくらい金額が
上がりますかというご質問です。
弊社が使用しているメーカーの
よく使う大きさの窓を
数字をキリの良い金額でいうと
幅2.6メートルの掃き出し戸を
ペアからトリプルサッシにしようとすると
16万円程度必要になります。
窓の大きさの目安で
1㎡を超えない窓は1.3倍程度で
掃き出し戸や大きめの
2階の洋室の窓になると
2倍近く金額がするので
ご予算に応じて
東西北面の窓はトリプルサッシで
南面の窓だけペアサッシに
する組み合わせが半分ぐらいです。
南面の窓がペアサッシとトリプルサッシで
どっちが得なのかというと
冬場でも太陽の直射日光が当たる
日射取得が出来る窓の場合で
例えばリビングに使うような
横幅が1.6メートルで
高さが2メートルの
3.2㎡の大きめの窓だと
ペアサッシとトリプルサッシの
熱貫流率の差が0.45W/㎡・Kで
日射取得率の差は0.03になります。
松山市の会社のある東垣生の
南側の日射量はNEDOデータベースから
1月で日射量が15位だった
1月4日は9.6MJ/㎡なので
9.6MJ/㎡をWに換算すると
9.6×1,000,000/3,600で
1月の日中合計で
約2600W/㎡の日射取得が出来ます。
それに窓面積3.2㎡なら250Wの
入ってくる熱の差になり
熱損失は0.45W/㎡・Kで
室内の温度差15℃ですると
450Wの差になり
差し引きで200W の違いになります。
日射取得が出来る位置の窓なら
さほど違いはないので
更なる快適性を求められるなら
南側もトリプルサッシにして
コストパフォーマンスを
優先するならペアサッシで
私は良いかと思います。
では、また(^^)/