ついに20%台へ。「無加湿実験」の最終結果と、見えてきた高性能住宅の底力
前回のブログでは、深夜に加湿器が切れ、湿度が34%まで急降下した様子をお伝えしました。
「高性能住宅は暖かい。だからこそ加湿がないと乾燥する」というお話でしたが、実験はそこで終わりではありませんでした。
「このまま加湿器を付けずにいたら、一体どこまで下がるんだろう?」
気になった私は、そのまま丸一日以上、加湿器なしで過ごしてみることにしました。外気温が4℃まで冷え込む中、計測データから見えてきた事実をご紹介します。
最終結果は…ついに「湿度29%」を記録!
グラフの通り、湿度は下がり続け、午前9時過ぎにはついに大台を割り込む「最低29.0%」を記録しました。
- 相対湿度:29.0%
- 室温:24.1℃
なぜ30%を切ったのか。
それは、24時間換気で「外の乾いた空気」を常に取り込み、全館空調でしっかり温めているからです。
この数字は、家が正しく換気・暖房されている証拠でもあります。
しかし、数値上は健康ラインを下回る乾燥状態でした。
グラフの「山」の正体は、加湿器ではなく「お風呂」
ところが、グラフをよく見ると、夜21時前に湿度が37%まで急回復しているポイントがあります。
高気密な住まいは、浴室からの湿気を外へ逃がさず家じゅうに届けてくれます。加湿器を使わなくても、生活の工夫次第でこれだけのリカバリーができることがデータでも証明されました。
高気密な住まいは、浴室からの湿気を外へ逃がさず家じゅうに届けてくれます。加湿器を使わなくても、生活の工夫次第でこれだけのリカバリーができることがデータでも証明されました。
これ以上は下がらない?湿度29%の底を支えた「目に見えない潤い」
その後も加湿器なしで過ごし、さらに一晩越えてみましたが、湿度は30%前後で下げ止まりました。
これ以上乾燥が進まなかった理由は、日常生活の中に理由があります。
- お料理の湯気
- 洗濯物の室内干し
- 人の呼吸や体温
高性能住宅は隙間が少ないため、これら「生活から出るわずかな湿気」さえもしっかり溜め込み、家全体の湿度を底支えしてくれます。
最後に
今回の実験で分かったのは、「高性能住宅は加湿の効率が非常に良い」ということです。
何もしなくても生活湿気だけで30%前後をキープでき、加湿器を使えば、その潤いを逃さず理想の数値へ導けます。
加湿器は欠かせませんが、さらにお風呂や室内干しからの湿度を味方につける。
そんな、高性能住宅という「最高の器」を活かした「暮らしのひと工夫」で、冬の乾燥をスマートに解消していきましょう!

