秋や春の日射遮蔽
こんにちは!徳永和真です。
本日お引渡しをしたお施主様のお家に
ご訪問をさせて頂く機会がありましたので
行ってきました。
リビングに入らせて頂くと
南側のカーテンが閉まっている。
理由を聞いてみると
庇の長さでは日射が少しずつ入ってきて
部屋の中が暑くなるので閉じているとの事。
先月の松山市の平均気温は
気象庁のデータによると約19.2℃で
本日の最高気温は20℃ですが
そんな外気温でも室内に日射取得があると
少し暑くなってしまいます。
太陽高度が低くなっても日射を遮れる
アウターシェードという窓の外側にする
簾みたいなものをご検討されていました。
最近聞いた考え方の一つに
屋根を伸ばさない四角い外観の建物
いわゆるキューブ型の家や軒ゼロ住宅と
呼ばれている形状にすることで
屋根の軒の出の材料費や施工手間を
押さえる代わりにアウターシェードを
南側の窓や東西の大きな窓に取り付け
春や秋のような中間期や昼間は
太陽高度も下がり屋根の庇だけでは
日射熱がコントロールできない時期にも
アウターシェードで調整するという考え方です。
確かにこれからどんどん地球温暖化が進み
年々気温が上昇していく中で
中間期の暑さ対策もとして外の空気が
入ってきて通り抜けれるような
窓の配置にするとかの工夫も大切ですね。
ただ個人的には庇を出す建物のデザインの方が
落ち着いた感じがするので好きではあります。
庇とアウターシェードの組み合わせは
日射遮蔽としては理想ではありますが
コストのバランスとしては奥が深いですね。
では、また(^^)/