熱の移動の3要素!
こんにちは!徳永和真です。
熱の伝わり方をまとめてみました。
人が暖かいとか寒いとか感じるのは
熱が加わったり奪わられたりしている状態で
熱の移動は熱伝導と対流と放射の3つあります!
熱伝導は直接触っているものから熱が伝わる事で
これからの季節はホッカイロを持つとか
電気カーペットを使うと暖かくなりますよね。
それが熱伝導の身近な例になります。
対流は住宅でいうと温められた空気が動くことで
冬場に外を歩いている時に強い風にあたると
寒くて身を縮めたりするのが対流で
これを利用した家の中で代表的器械は
風を送って涼しくや暖かくするエアコンです。
放射は太陽の日射です。
10月でも車の中が暑いのは
太陽から真空状態の宇宙を通過して
赤外線が当たっているからです。
コタツとかも放射を利用した暖房機器で
また放射は輻射とも呼ばれますが同じものですね。
石を使ったサウナをイメージしてみると
全ての熱の移動が分かりやすいです。
温めた石周辺の空気が天井のほうに動き始め
サウナ室内の熱い空気を循環させるのが対流で
石から近い場所になればなるほど
壁からじわじわと暑さが強くなる感じがするのが放射
サウナに入って座るのに少し覚悟が必要な
イスから伝わってくる熱や出入り口の扉を
開けるときも少し熱く感じるのが熱伝導になります。
身近な物に例えるとなんか親近感わきますね。
画像:住宅省エネルギー技術講習テキストより参照
昨日のパートさんの話ですが
壁を構成している柱と断熱材や壁の下地を通して
冬場の場合は家の中の暖かい空気が
熱伝導によって外に逃げていきます。
室内の壁と外の壁表面の空気はありますので
その空気に熱がどれくらい移動するかは
熱伝達率という言葉になります。
これは対流と放射によって影響されます。
そのため熱貫流率UA値の計算方法を調べると
熱伝達と熱伝導という似た言葉が出てきて
最初は混乱する事が多いです。
そこを乗り越えても更に奥深い世界が
待っているのが建築の世界でした。
以上が熱移動の基本の3要素の話です!
では、また(^^)/