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基礎のへこみ|松山市で強い基礎のマイホームを建てるならアイホーム

基礎のへこみ

基礎のへこみ

こんにちは!徳永和真です。

 

現在基礎工事が進んでいるお施主様から

基礎のへこみの位置はあってますかと

基礎の画像付きでメールが届きました。

 

基礎のへこみってなんだろうと

よくよく聞いてみると基礎のへこみは

人通口と呼ばれる開口の事でした。

 

建築に関することの名称って

日常生活ではまず使用しないものが多いので

難しいのだなとつくづく思います。

人通口について今回はまとめてみました!

 

人通口は設ける目的は

お家が完成した後に床下に潜ったときに

水周りの設備からの水漏れがしていないかや

シロアリによる木やコンクリートに異常がないかを

定期的に点検する際に床下の隅から隅まで

見れるようにするために計画します。

 

人通口を設けるデメリットとしては

基礎が立ち上がっている部分が

人通口があることによって途切れてしますので

構造的に弱点になります。

 

それを補うために構造計算によって

鉄筋を多めに入れて補強してあげる必要があります。

 

そのデメリットを避けるために

聞いた話だと人通口は作らずに

床下点検口という床に潜るための入り口を

1階の床に10個前後設置するという会社もあるみたいです。

さて人通口を計画する場所について

簡単に説明してみますと

設置が推奨されていないのは

 

柱があるしたとか筋交いと呼ばれる

地震に来た時に家が揺れにくくする木材が

入っている壁の下に人通口があると

基礎に建物の荷重を上手く流せないので

避ける必要があります。

 

よく人通口を計画している場所になりますと

お部屋の入口にある扉のしたとか

引き戸の場合は扉を引いてくる部分とかの

建物の荷重をあまり負担しない部分に持ってきます。

 

勿論基礎全体の構造計画と設備計画によって

バランスを見ながら最終決定はしていきます。

 

最初のお施主様のご質問の内容は

ほとんどの人通口が扉の真下に来てるけど

一つだけ引き戸の扉を引いている部分の下に来てるけど

大丈夫なのか気になってメールをされたとの事で

 

もちろん大丈夫です!

というお返事をさせて頂きました。

少し難しいですが人通口のお話でした!

では、また(^^)/

この記事を書いたスタッフ

徳永 和真

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