省エネ補助金拡充!2025年最新住宅補助金一覧!
2024/12/12
こんにちは!アイホームです。
今年弊社でも多数利用した、住宅省エネ補助金。
2025年に引き続き実施されることが決定しました。
詳細は順次発表となりますが、現時点での概要を速報としてお知らせします!
(国会での補正予算成立を前提とし、内容は変更になる可能性があります)
国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携して行われる「住宅の省エネの為の支援」で、省エネに寄与する新築・リフォームに対し、補助金が交付される制度です。
過去にも同様のキャンペーンが実施されましたが、2025事業は予算総額も過去最大規模の4,230億円にまで引き上げられました。
2025年(令和7年)に利用できる補助金制度の概要を分かりやすく解説。また、申請に関するスケジュールについても解説しますので、検討している方はぜひご覧ください。
住宅省エネ2025キャンペーン 概要
実施が決まっている補助金には、主に以下の3つがあります。
補助事業 | 最大補助額 | 補助対象 | 対象工事期間 |
---|---|---|---|
先進的窓リノベ2025事業 | 200万円 | 世帯を問わず対象工事を実施するリフォーム | 2024/11/22以降に着手 2025/12/31までに完工 |
子育てグリーン住宅支援事業(新築) | 160万円 | 全ての世帯 GX志向型住宅 | 2024/11/22以降に着手 2025/12/31までに完工 |
子育てグリーン住宅支援事業(リフォーム) | ※S:60万円 ※A:40万円 | 世帯を問わず対象工事を実施するリフォーム | 2024/11/22以降に着手 2025/12/31までに完工 |
給湯省エネ 2025事業 | 20万円 | 世帯を問わず対象工事を実施するリフォーム | 2024/11/22以降に着手 2025/12/31までに完工 |
※メニュー区分によって補助の上限額が異なります。
それぞれについて、詳しくみていきましょう。
先進的窓リノベ2025事業
「先進的窓リノベ2025事業」は、断熱窓への改修を促進し、既存住宅の省エネ化を目指す事業です。主に、窓のリフォーム工事をするときに利用できる補助金で、ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換などの工事が対象です。
補助金額は、一戸当たり最大200万円までとなっています。使用する窓サッシの断熱性能によっても金額が変わりますが、窓のリフォームをするときには大きな支援となる制度です。
子育てグリーン住宅支援事業
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、「ZEH水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行うとともに、既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う事業です。
2024年の「子育てエコホーム支援事業」は、長期優良住宅:最大100万円とZEH住宅:最大80万円という分類の補助金制度でした。それに対し、新補助金、子育てグリーン住宅支援事業の新分類、GX志向型住宅は、最大160万円。
今までの最高補助金額100万円→160万円に増額されたことを考えると、来年度の新築支援のメインは「GX志向型住宅」になると思います。
※「GX志向型住宅」とは脱炭素社会に向けて、ZEH・長期優良住宅以上の性能、太陽光・蓄電池を備えた
より環境に配慮した省エネ性能の高い家で、環境省のサイトによると、ZEH(ゼッチ)水準を大きく上回る省エネ性能をもつ「脱炭素志向型住宅」とあります。
リフォームの場合は対象工事を実施する全世帯が対象
リフォーム工事では下記の【必須工事】をSタイプとAタイプに分け補助額が設定されています。
①開口部の断熱改修
②躯体※の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
※外壁、屋根、天井、床など
*Sタイプ:必須工事3種をすべて実施:上限60万円/戸
*Aタイプ:必須工事3種のうち、2種を実施:上限40万円/戸
給湯省エネ事業 「給湯省エネ2025事業」
概要として【給湯器は、家庭のエネルギー消費量の約3割を占め最大のエネルギー消費源。このため、給湯器の高効率化はエネルギーコスト上昇への対策として有効。加えて、昨今、①再エネ拡大に伴う出力制御対策や②寒冷地において高額な光熱費の要因となっている設備を一新する必要性が高まっているため、これらに資する対策を重点的に措置する】と記されています。
賃貸住宅オーナーを対象とした「賃貸給湯省エネ」事業もありますが、おもに自宅のリフォームに使える「給湯省エネ」事業について記載します。
対象機器 | 補助金額(基本額) |
---|---|
ヒートポンプ給湯機(エコキュート) | 6万円/台 |
電気式ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機 (ハイブリッド給湯機) | 8万円/台 |
家庭用燃料電池(エネファーム) | 16万円/台 |
機種によって追加措置があります。
2025年の住宅補助金のスケジュールは?
住宅の補助金を申し込むには、着工日や申請期限の情報を押さえておく必要があります。
- 子育てグリーン住宅支援事業
- 先進的窓リノベ2025事業
- 給湯省エネ2025事業
補助金の申請状況などによりスケジュールが変更される場合もあるため、最新の情報は、関連する事業の公式HPや公表されている資料を参照してください。
子育てグリーン住宅支援事業
「子育てグリーン住宅支援事業」は、2024年11月22日以降に着工された工事が対象です。2025年12月31日までに完工し、申請が終了することが条件となっています。※予算上限に達した時点で終了します。
先進的窓リノベ2025事業
「先進的窓リノベ2025事業」は、2024年11月22日以降に着工された工事が対象です。2025年12月31日までに完工し、申請が終了することが条件となっています。※予算上限に達した時点で終了します。
給湯省エネ事業
「給湯省エネ2025事業」は、2024年11月22日以降に着工された工事が対象です。2025年12月31日までに完工し、申請が終了することが条件となっています。※予算上限に達した時点で終了します。
まとめ
最新住宅補助金
2025年の主な補助金には、「子育てグリーン住宅支援事業」「先進的窓リノベ2025事業」「給湯省エネ2025事業」があり、GX志向型住宅(脱炭素社会を目指した省エネ性能が高い住宅)長期優良住宅などの新築住宅を取得する場合や、エコリフォームを行う場合に補助対象となります。
予算に達した場合は対象期間内でも早期に終了するので、早めの行動が肝心です。利用できる補助金は賢く活用して、快適かつエコなマイホームを実現しましょう。
補助金について詳しく知りたいという方は、お気軽に弊社へご相談ください!