UA値の変遷
こんにちは。
アイホームの徳永です。
今日は現場巡りに行ってました。
時々大工さんと
お昼を食べに行って
食事をしながら
家づくりの話をしてました。
食べに行った大工さんは
約30年前の時期に
家を建てられた方で
工事現場の断熱工事が
終わった後になると
工事現場の家の中の方が
自分の家よりも暖かい
とよく言われます。
断熱基準のUA値の
歴史を振り返ってみると
30年前の日本の断熱の基準は
今年から最低基準として
義務化されるUA値0.87よりも
更に低い基準がまだ
目標とされたいた時代
UA値0.87は
26年前の1999年には
当時の最高等級として
基準が出来たもので
当時はこの高い基準を
どこが守れるんだと
凄くハードルが高かったとも
聞いたことがあります。
時は流れて2025年になり
UA値0.87が最低基準として
義務化されることになり
そして2030年には更に
UA値0.6の義務化をする予定で
公表されております。
それでも地球温暖化対策のために
日本が目標値として世界に発表した
2050年のカーボンニュートラルを
達成するためには
更なる断熱性能の向上が
発表されるのではないかと
この30年間の歴史を振り返るだけでも
思わずにはいられないですね。
また2030年になれば
今年義務化のUA値0.87を
ギリギリ守ったお家は
既存不適格住宅になります。
今も増えている空き家問題の
将来の中古住宅の
足かせにもなりますので
最低の断熱性能は
UA値0.46以上の温熱等級6以上の
良質な家づくりが大切と
再度感じられた1日でした。
では、また(^^)/