湿気対策には換気システムが欠かせない!熱交換方式が最適な理由
5月も半ばに差し掛かり、今年の梅雨入りがいつごろか気になる時期になってきましたね。
2023年の四国地方の梅雨入りは平年並みで、6月上旬ごろと発表されています。
梅雨の季節になると、ジメジメと蒸し暑いのが嫌になりますよね。
湿気対策といえば換気が重要になります。
今日は家づくりで欠かせない、換気システムをご紹介します。
湿気対策に重要な「換気システム」の種類
湿気は住宅にとって大きな問題です。室内の湿気が高くなると、カビやダニの発生を促し、健康にも悪影響を与えます。そのため、換気システムは住宅にとって欠かせないものとなっています。
換気システムには、給気方式、排気方式、熱交換方式などがあります。
【給気方式のメリット・デメリット】
給気方式は、新鮮な外気を部屋に取り入れる方式です。給気方式のメリットは、新鮮な空気を室内に取り入れることができることです。これによって、室内の空気をより健康的に保つことができます。また、給気口から入る外気をフィルターで除去することで、花粉やほこりなどの粒子物質も除去することができます。
一方、デメリットとしては、外気が暑い場合には室内に暑気が入ってしまうことがあるため、効率的な冷房ができなくなってしまうことがあります。また、外気が汚染されている場合には、それをそのまま室内に取り込むことになるため、健康被害が懸念されます。
【排気方式のメリット・デメリット】
排気方式は、室内の空気を外に排出する方式です。排気方式のメリットは、室内の湿気や暑気を排出することで、室内を快適な環境に保つことができます。特に、キッチンやお風呂場などでの利用が効果的です。
一方、デメリットとしては、室内の空気を完全に排出することができず、一定の換気効果しか得られないため、効率的な換気ができない場合もあります。また、排気した室内の空気を補充するために、外気を取り込む必要があるため、室内の暑気が外気から入り込んでしまうことがあるため、冷房効果が損なわれることがあります。
【熱交換方式のメリット・デメリット】
熱交換方式は、室内の空気と新鮮な外気を交換しながら、熱を取り替える方式です。アイホームの家では、基本的に熱交換方式の換気システムを採用しています。
熱交換方式のメリットは、室内の温度を保ちつつ新鮮な外気を取り込むことができることです。また、室内の空気と外気が混ざることがないため、花粉や汚れなどの侵入を防止できます。
一方、熱交換方式のデメリットは、設置費用や電気代などのコストが高くなることがあります。また、熱交換器の定期的な掃除やメンテナンスが必要であり、手入れを怠ると性能が低下する可能性があります。
まとめ
換気システムを設置することで、部屋の湿気を抑えることができます。換気システムによって、花粉やカビの発生も防ぐことができます。ただし、換気システムの性能は、設置場所や方式によって異なります。適切な設置場所や方式を選ぶことで、効果的な湿気対策ができます。