家族が笑顔になるキッチン。レイアウトや高さの工夫とは?
今週の日曜日は、母の日ですね。
カーネーションや美味しいスイーツなどを贈るという方も多いのではないでしょうか?
私は、今年は母にホームベーカリーを贈ってみましたが、うまく使いこなしてくれるでしょうか…
さて、母の日の思い出というと、実家にいたころは感謝の気持ちを込めて、料理を作っていました。私が作った料理は、カレーや肉じゃがなど簡単にできるものでしたが、母にとっては特別なものだったようです。
最近では家事をご夫婦やご家族みんなでシェアできるよう、お家を計画される方も増えてきました。
そこで、家族みんなが使いやすいキッチンの条件を3つご紹介します。
使いやすいキッチンの条件
①使い勝手の良いレイアウト
家族が快適に過ごせるキッチンには、使い勝手の良いレイアウトが必要不可欠です。キッチンの形状に合わせて、調理台やシンク、コンロ、収納スペースなどなるべく短い距離で済むように配置すると、家事の効率が上がります。
例えば、調理スペースとコンロを近づけることで、料理をするときに材料を運ぶ手間が省けます。また、シンクの横に食器棚を配置することで、食器を洗った後にすぐにしまうことができます。
②ゆとりのあるスペース
料理や後片付けを二人以上で行う場合、通路幅にゆとりを持たせることが重要です。
一人で作業をするのであれば80~90cm程度あれば大丈夫ですが、二人が余裕をもってすれ違うためには100~125cm程度の通路幅があると安心です。キッチンではお鍋などの調理器具や食器を持ったまま移動するため、安全にすれ違えるようスペースを確保しておきましょう。
③体格に合わせた設計
キッチンカウンターや食器棚、換気扇などの高さはある程度調整できます。例えば、キッチンカウンターの高さは、「身長÷2+2.5㎝」程度が目安と言われています。メインで作業をする方の身長をベースに、ショールームなどで実際に試してみるのが一番おすすめです。
ショールーム見学に行かれる時は、普段使っているスリッパなどを準備しておくと、実際の作業時により近い環境で試せますよ。
そのほか、換気扇や吊戸棚などの高さは頭にぶつからず、手を伸ばすと届きやすい高さにしておくとストレスなく使えます。
まとめ
以上のように、家族が快適に過ごせるキッチンを作るためには、レイアウトの工夫が欠かせません。キッチンの配置や各設備の配置、収納スペースなどを家族全員の使い勝手に合わせて設計することで、家族が楽しく料理や食事をすることができる素敵な空間が実現できます。