無垢フローリングと湿度の関係
こんにちは。
気温が下がり、もうすぐ乾燥が気になる季節になりますね。
アイホームで標準仕様としている無垢フローリングには、湿度の高いときは吸湿してくれ、湿度の低いときは水分が放出されるという、吸湿作用があります。
今回は、この無垢フローリングの吸湿作用について少しご紹介します。
木は、膨張と収縮を繰り返す
木は基本的に水分を含むと膨らみ、乾燥すると収縮します。
木造住宅が新築後しばらくの間は木が動くと言われるのは、このためです。
無垢フローリングは、乾燥すると床に隙間ができます。
同じ無垢材でも、木材によって隙間のできやすさが異なるんですよ。
私はアイホームで我が家を建て、1階はアカシア・2階はパインの無垢材を使っています。
我が家は乾燥しやすいのか、1階のアカシアは湿度の高い夏でも隙間が開いています…
このようにプラスチックのカードが入るくらい隙間が空いています。
アカシアはこんなに隙間が開くとは思っていませんでした…
乾燥が進む冬になると隙間が広がるので、掃除機では吸い取れないゴミが少し気になります。
使わなくなったプラスチックのカードなどを隙間に入れて、ゴミをかき出したりとわずかばかりの抵抗をしていますが、カードが入らないような小さな隙間にはどうしても太刀打ちできません。
一方で、2階のパインは、冬でもほとんど隙間ができないんです!
隙間がないとお掃除も楽で、いいですよ◎
まとめ
木材の特徴はそれぞれ。
アカシアは隙間は気になりますが、とにかく濃淡のある木目がカッコよく、独特の味わいがありお気に入りです。木が固いので、そもそも傷つきにくいですし、ついた傷も木目にまぎれるのであまり目立ちません。
パインは隙間はできませんが、アカシアや他の木材に比べると、針葉樹ならではの柔らかさがあるので傷や凹みには結構弱いです。ちょっと物を落としただけで凹みますし、椅子のキャスターでもじわじわと凹み跡がつきます。
このようにどの木材もメリットとデメリットがありますので、気になることがあれば仕様決めの際にぜひコーディネーターにご相談くださいね。