ダブル断熱の住まい
こんにちは。アイホーム徳永です。
私とダブル断熱の出会いは今から11年前、2008年の2月に岐阜県に見学に行ってからになります。
たしか、雪がちらつく寒い日でしたが、建物の中に入ると暖かく快適だったことを覚えています。
なぜ遠い岐阜県まで、わざわざ見学に行ったかというと、住宅新聞に毎回のように広告が掲載されていて
ダブル断熱の家に興味が湧きどんな家なのだろうか、是非観て体感したいと思ったからです。
壁と天井に使う断熱材がセルロースファイバーという断熱材で、当時は私も知識不足で知りませんでした。
アメリカでは1970年代より一般的に使用され始め、約50年の歴史があります。セルロースファイバーの原材料は新聞紙をリサイクルした物です。
セルロースファイバーは成分が木質繊維のため、水分を吸ったり吐いたりし、その効果により、日本の住宅の寿命を短くする原因といわれる、「壁内結露」を徹底的に抑え、家の寿命を延ばすことができます。
↑こちらがセルロースファイバーです。
(外に面する壁・天井にこのセルロースファイバーを施工します。)
また他の断熱材と違い、5つの特徴があります。断熱・防音・調質・防火・防虫。
その性能として、
★防音性能
木質繊維は繊維の中にたくさんの空気方があるため
高い吸音性を発揮します。
★防火性能
セルロースファイバーはホウ素系の薬品によって防燃処理された
国土交通大臣認定の準不燃材料です。1,000度の炎にも表面が焦げるだけです。
★調湿性能
セルロースファイバーには、水分の吸放湿性があります。経木質繊維は生きています。
周囲状態に応じて、水分を吸ったり、吐いたりしています。この吸放湿性が適度な湿度
をもたらし、結露を防止するのです。外気の湿度が高いときには湿気を吸い取り、
乾燥した時には蓄えた湿気を徐々に吐き出すという、繊維ならではの調湿効果を
発揮しますので、部屋の中はいつも快適な湿度に保たれます。
ダブル断熱の家は、このセルロースファイバーを内断熱に採用しています。
来月、8月3日(土)4日(日)には、このダブル断熱と全館空調「マッハシステム」の家を体感できる完成見学会を東温市西岡にて開催します。是非お越しください!