クロスの透湿抵抗
こんにちは。
アイホームの徳永です。
住宅の外壁の構成で
断熱材や耐力面材の種類
壁の内側のみや外側の
湿気を防ぐ防湿シートの有無等の
その構成によって壁の中で結露が
起きてしまうかどうかシミュレーション
することが出来ます。
結露計算をしているソフトを
岐阜県立森林文化アカデミーの
辻先生が作成の物に変えると
クロスも壁の構成で選択できるので
このソフトを変えてから
クロスもデフォルトの
定常計算をしていたところ
計算等の審査機関から
クロスの透湿抵抗の根拠を
教えてくださいとの指摘が。
クロスのメーカーの
サンゲツのカタログを開くと
透湿度のデータが載っていて
240g/㎡・24hとなっています。
シミュレーションで使用する単位である
㎡・h・mmHg/gと
違うの単位換算が必要ですね。
試験方法がJIS Z 0208 B法となっていて
空気の条件が40℃ 90%となっているので
空気線図よりその時の水蒸気圧は66.47hPAとなり
水銀柱メートルの単位に換算すると
49.8565 mmHgになります。
結露計算でする単位の
㎡・h・mmHg/gに
クロスのカタログの
240g/㎡・24hを
変換するとなると
㎡は逆数にして
24hは24を掛けて相殺し
水銀柱メートルの49.8565 mmHgを掛ければ
4.98565㎡・h・mmHg/g
という計算結果になります。
取り合えずこれを根拠に
申請を出してみようかな。
では、また(^^)/