家全体を包む究極の快適さ！小屋裏エアコン冷房と床下エアコン暖房

こんにちは。

外に出ると、じめじめとした湿った空気がまとわりつくような日が増えましたね。
雨の日も多く、梅雨が来たんだなぁと実感しますね。

この時期に、アフターメンテナンスなどでお客様のお宅にお伺いすると、「外はジメジメしていても、家の中はカラっとしていて気持ちいい！」とよくお褒めの言葉をいただきます。こういったお声をかけて頂けるのは、やはりうれしいですね（^^）

さて、今回は「新しい家を建てるなら、快適な暮らしを実現したい！」そんな方におすすめの全館空調システムをご紹介します。小屋裏エアコン冷房と床下エアコン暖房の二つの方法を活用し、家全体を心地よい温度で包み込むことができます。それぞれの特徴やメリット、デメリットについてご紹介します。

省エネ＆快適！小屋裏エアコン冷房

小屋裏エアコン冷房とは、小屋裏に設置されるエアコンを活用して、家全体を涼しく保つ方法です。冷たい空気の下へ落ちる性質を利用し、熱のこもる小屋裏を冷やします。ゆるやかに家全体の空気が流れるので、温度ムラのない心地よい涼しさが手に入ります。

1. 各部屋にエアコンを設置する必要がなく、初期費用と電気代を抑えることができます。

2. 冷風が直接体に当たらず、体が冷えすぎる心配がありません。

3. 夏でもジメジメとせず、カビやダニの対策にも効果的です。

4. 外観がスッキリし、たくさんの室外機を置く必要がありません。

5. エアコン本体が小屋裏に設置されるため、動作音がほとんど聞こえません。

1. 日射遮蔽や高気密化と高断熱が必要なため、設計や施工には注意が必要です。

2. 住居全体が涼しくなるまでに時間がかかることがあります。

3. 局所的な温度調整ができないため、部屋ごとに異なる温度帯を作りたい場合は注意が必要です。

4. 24時間運転を基本とするため、つけっぱなしに抵抗がある場合は導入が難しいかもしれません。

床下エアコン暖房とは、床下に設置されるエアコンを使用して、家全体を暖かく保つ方法です。床下を通して暖かい空気を上昇させ、家中に広めます。足元の冷えや顔のほてりから解放され、快適な暖房効果を実感できます。

1. 一台のエアコンで広範囲を温めることができ、初期費用と電気代を節約できます。

2. エアコンの修理や交換が比較的容易です。

3. 家中を均一に温めることができ、温度ムラの心配がありません。

4. 急激な温度差が原因で発生する、ヒートショックのリスクも軽減されます。

1. 高気密化と高断熱が必要なため、設計や施工には注意が必要です。

2. 吹き出し口の設置と定期的な掃除が必要です。

3. 全体が暖まるまでに時間がかかることがあります。

4. 局所的な温度調整ができないため、個別の温度管理が必要な場合は注意が必要です。

いかがでしたでしょうか？小屋裏エアコン冷房と床下エアコン暖房の組み合わせによる全館空調は、温度ストレスから開放された快適な暮らしを実現するための一つの方法です。また、エアコンが2台あるため、万が一の故障時にも、もうひとつのエアコンで一時的に冷暖房をまかなえるのも安心感があります。

心地よい室内環境は、家族の健康にも密接に関係しています。床下エアコン暖房や小屋裏エアコン冷房を使用することで、ヒートショックや温度変化による体調不良のリスクを軽減できます。

家族みんなの健康を守り、快適な暮らしを手に入れるため、全館空調をぜひ検討してみてください。