火打ち梁の語源
こんにちは。
アイホームの徳永です。
本日はファーストプレゼンの
ご提案の日でした。
デザインのために木を
外部に見せることと
将来腐らないようにするための
メンテナンス性のバランスが
難しい判断になりますね。
あとは過去に建てて頂きました
お施主様から換気扇の風量が
弱いから見に来てほしいとの
お問い合わせがあり
現場監督と一緒に
換気扇の設計風量と
メンテンナスの方法を確認して
風量計測器を片手に
訪問する様に見送りました。
さて火打ち梁はご存知でしょうか。
吹き抜けのコーナーの部分や
天井が高いカフェや飲食店とかでも
よく見ることが多いかと思います
斜めに見える短い木材の事で
壁の斜めにある筋交いと共に
地震の時に建物を支える
大事な構造部材になります。
火打ち梁の名前は
何故「火」という字が
使われているのだろうと
毎回漢字があっているか悩むので
今回は語源を調べてみると
語源は火を起こす道具の
火打石と火打金からみたいです。
この2つのどちらかが
三角形の形をしていた事と
火打ち梁をすると
壁のコーナーと火打ち梁で
三角形が出来る事が
似ているといるので
この名前になったそうです。
これで漢字は覚えれそう。
マッチが日本に伝わったのは
1875年頃みたいですので
1800年代には火打ち梁は
木造の建物にも使われて
いたのかと思いを馳せて
何事も昔の伝統や経緯を
調べつつも50年後や100年後の
スタンダードになっているものを
考えるのも何か楽しいですね。
では、また(^^)/