シロアリから家を守る、防蟻処理を行いました!
こんにちは!
先日、建築中の現場で、防蟻処理(ぼうぎしょり)を実施しました。
この防蟻処理は、大切な家をシロアリ被害から守るため、木造住宅などの建築時に行うことが建築基準法で定められています。
今回は、恐ろしいシロアリ被害と、対策についてご紹介します。
家が傾く?恐ろしいシロアリ被害
古い家に行くと、たまに畳や床がふかふかしている場所があったりしませんか?
私の祖父の家はかなり古いので、部屋の一部がふかふかしているところがありました。実はこれ、シロアリ被害である可能性が高いです。
シロアリは木材の内部を食べるので、家を支える柱などがスカスカになり、脆くなってしまうのです。当然耐震性も悪くなってしまいますので、倒壊などの恐れも出てきます。
シロアリは湿度の高いところを好むので、風通しが悪かったり、すぐ近くに山や川などがあると特に被害が発生しやすくなります。
新築時には防蟻処理が義務付けられている
こうしたシロアリ被害から家を守るため、簡単にいうと「地面から1メートル以内の高さにある構造材には、防腐・防蟻処理を行うこと」が建築基準法で定められています。
アイホームでは、防蟻処理として、基礎工事の際に基礎部分と柱などの木材に薬剤を散布する方法を取っています。
このように、木材の一本一本に丁寧に薬剤を散布していきます。
しかし、薬剤を木材に散布すると健康への影響が気になりますよね。
アイホームで採用している防蟻薬剤は、シロバナムシヨケギクに含まれる「天然ピレトリン」という植物由来の殺虫成分を使用しているので、人やペットにもやさしいものです。
安心して生活していただけるよう、天然成分の薬剤を選んでいます。
この植物由来の殺虫成分を特殊なカプセル粒子に閉じ込めることで、防蟻効果を長期的に発揮し、家を守り続けてくれます。
とはいえ、新築時の1回だけではやがて薬剤の効果はなくなってしまいます。
一般的に防蟻処理は、5年に一度の施工が必要とされています。
定期的にメンテナンスをして、シロアリ被害を予防していきたいですね。