上棟とは?アイホームの上棟日のスケジュールをご紹介
上棟とは、建物の柱や梁を組み上げて屋根まで取り付けることを言います。
朝には基礎だけだった建物が、たった1日で建物全体の形が見えてくるため、施主様にとっても大きな節目の日。
この記事では、愛媛県松山市で注文住宅を手掛けるアイホームが、上棟日のスケジュールの一例をご紹介します。
松山市・伊予市・東温市・松前町・砥部町で新築を考えられている方はもちろん、もうすぐ上棟を控えていらっしゃる方はぜひ参考にしてください。
上棟は、一般的に屋根の部材である棟木(むなぎ)を取り付ける工事のこと。
屋根の頭頂部にあり、建物の中で一番高いところにあります。
「棟上げ」や「建前」と呼んだりもしますが、すべて意味は同じです。
アイホームでは、1棟につき1人の棟梁が建築を担当しています。
しかし、上棟の日だけはちょっと特別な日。
1日で基礎の状態から屋根までを一気に仕上げるため、応援の大工さんを10名ほど集めて行う一大イベントです。
上棟日は打ち合わせや工事の進捗状況を確認しながら、大安などの吉日になるようスケジュールを調整します。
そして上棟日の前日には朝から使う木材を現場に運び込み、ブルーシートで養生して準備を整えます。
【7:30~現場集合】
施主様にも現場にお越しいただき、お清めとご挨拶をしていただきます。
お清めは施主様と棟梁で、建物の四隅に塩と日本酒を撒きます。
その後、施主様からのご挨拶をいただき、
工事の安全を祈願して、紙コップなどに日本酒を注いで全員で口をつけます。
【8:00~作業開始】
アイホームでは、1本目の柱を施主様に立てていただき、記念撮影を行います。
棟梁や現場監督がしっかりとサポートしますので、ご安心くださいね!
無事1本目の柱が立ったら、1階部分の柱から次々に立てていきます。
施主様は、このタイミングでお帰りになられる方や、午前中だけなどご都合のつく時間帯だけ見学される方など様々です。
私がアイホームで家を建てたときは、せっかくなので夫婦そろって1日見学しました!
【10:30~午前休憩】
作業のタイミングを見て、午前の休憩を取ります。
休憩時の飲み物やお菓子などを施主様にご用意いただき、当日は現場監督が準備します。
【12:00~お昼休憩】
1時間のお昼休憩を取ります。
昼食は、施主様にお弁当の手配をお願いしています。
【15:00~午後休憩】
午前と同様に、作業開始後約2時間ほどで午後の休憩を取ります。
2階部分もほぼ形ができていて、家の形が立体的になっているはずです。
【17:00~作業終了】
屋根の下地と防水性のあるアスファルトルーフィングを取り付けます。
そして、雨に濡れないよう外壁の周囲にブルーシートを貼り付けたら上棟作業は終了です。
この時に、建物の中を見学させてもらいました。
朝は基礎しかなく平面的だったものが、たった1日で立体になっているのは感動ものです!!
寒い季節の上棟だったので、1日中屋外で見学するのは大変でしたがとってもいい記念になりましたよ。
上棟日に施主様に準備をお願いするもの
アイホームで上棟を行う際、施主様にご準備いただくものをまとめました。
私たちがアイホームで上棟を迎えたときに準備したものなどもご紹介するので、参考になれば幸いです。
・お清め用の塩、日本酒
・小休憩用の飲み物、お菓子など
・お昼休憩用のお弁当
【お清め用の塩、日本酒】
銘柄は何でも構いません。スーパーで購入できるもので大丈夫です。
私たちの場合は、愛媛ならではの『伯方の塩』と『喜』という縁起の良さそうな銘柄の地酒にしました。
【小休憩用の飲み物、お菓子など】
飲み切りサイズの缶ジュースやコーヒー、500mlのペットボトル飲料などを数種類ご用意される方が多いです。
お菓子は、手が汚れていても簡単に食べられる一口サイズの個包装のものが大工さんには喜ばれるのでおすすめです。
私たちの時は、チョコレートやおせんべいなどの甘いものとしょっぱいものと、
小腹を満たしてくれる、ひと口サイズのバームクーヘンやドーナッツなどを準備しましたよ。
【お昼休憩用のお弁当】
必要数を事前にお伝えしますので、人数分のお弁当とお茶の準備をお願いします。
私たちの時は、予算2,000円ほどのお弁当を仕出し屋さんに頼み、現場まで配達してもらいました。
大雨予報など天候が悪い場合は上棟がキャンセルになることもあるため、上棟用のお弁当であることを伝え、前日までにキャンセルできるかも仕出し屋さんに確認しておくのがおすすめです。
まとめ
アイホームでの上棟日の1日のスケジュールをご紹介しました。
施主様に準備していただくものも多いのでちょっと大変ですが、上棟を迎える日は「家が形になる日」でもあるので、施主様にとっても記念日になります。
また、アイホームでは上棟日当日もしくは後日に、大きな梁に手形を押していただく『手形式』も行っています。
こちらも記念になるイベントですので、家づくりの過程を楽しんでいただけたらと思います。